アルフォンソ・キュアロン監督が、120億円もの巨額な制作費を用いて描いた近未来のサスペンス。P・D・ジェームズの原作”Children of Men、人類の子供たち”の映画化。
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、キウェテル・イジョフォー、マイケル・ケイン、クレア=ホープ・アシティ
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トゥモロー・ワールド (2006)のあらすじ
子供が生まれない状況が18年にわたって続いていた2027年の世界。政府の厳しい監視下に置かれた街でセオは、20年ぶりに再会した女性から人類の未来の鍵となる少女の救出を頼まれ、謎の世界組織の存在を告げられる。
トゥモロー・ワールド (2006)のストーリー
西暦2027年11月。人類は希望を失い、世界は恐慌状態におちいっていた。なぜか出産の能力が失われ、18年間にわたって全く子供が生まれないのだ。世界各国が内戦やテロによって壊滅する中、英国は軍事力で徹底的に抑圧することにより、秩序を維持していた。
英国には世界中から大量の不法移民が押し寄せ、日に日に治安は悪化していた。世界最年少の青年がアルゼンチンで刺殺されて絶望に包まれたこの日、ロンドン市街地で爆破テロが発生し、英国エネルギー省に勤めるセオ(クライヴ・オーウェン)はすんでのところで難をまぬがれる。
翌朝、セオは出勤途中に反政府グループ「FISH」に拉致される。首謀者はかつての妻ジュリアン(ジュリアン・ムーア)。彼女の要求は、ある不法滞在者の「通行証」を手に入れることだった。渋りながらも、セオは従兄で文化大臣のナイジェルから通行証を手に入れる。検問所を突破するためジュリアンと共に乗り込んだ乗用車で、セオが引き合わされた不法滞在者は若い黒人女性のキー(クレア=ホープ・アシティー)だった。
検問所に向かう途中、セオたちの車は暴徒の襲撃に遭い、ジュリアンが撃たれて絶命する。組織のアジトに逃げ込んだセオは、キーから衝撃の事実を告白される。実は彼女は子供を身ごもっており、間もなく出産を迎えるというのである。そして、ジュリアンを引き継いでリーダーとなったルークがキーの子を政治利用するためにジュリアンを殺したことを知ったセオは、キーを連れて命がけの逃避行を開始する。
警察とフィッシュの双方から追われる中、古くからの友人であるジャスパー(マイケル・ケイン)や元助産師のミリアム(パム・フェリス)が自ら犠牲となることで、セオとキーは不法移民を装って収容所に匿われ、キーはそこで女の子を出産する。しかし、そこにフィッシュがキーを取り戻すために侵入したことで、軍隊と激しい戦闘となる。セオは辛うじてキーと赤ん坊をボートに乗せて、彼女らを引き取ることになっている「ヒューマン・プロジェクト」との待ち合わせ場所まで漕ぎ付ける。しかし、セオは既に被弾して重傷を負っており、そのまま息絶える。そこに「ヒューマン・プロジェクト」の船がたどり着く。

